るるるのブログ

一部の間でひそかな話題となっているNHKの教育番組「シャキーン」を毎朝見ている。子供番組とはいえそのコンテンツは誰が見ても楽しめる。実際、「おべとも学園」のある回ではリアルに泣きそうになることもあった。

そしてある友人と話していて、中に登場する「るるるの歌」の完成度の高さ、その内容の高尚さに意見が一致した。全部で三つのヴァージョンがあるようで、三つが連続してひとつの物語となっている。ヴァージョン別にその詳細を議論したいところだが、端的に言ってこれは「自らの生を享受することの不可避性」がテーマの歌である。

1.「おとこオオカミ編」

2.「人生順応編」(と勝手に名づける)

3.「未来編」


しかしよく考えると「おとこオオカミ編」ですでに月を見ると人間になるという設定になっており、その説明がない。となると、「オオカミおとこ編」がそれに先立ってあるはずで、でもこれは「人生順応編」がそれにあたるのか、などと考え出すと頭が痛くなるのでやめにする。個人的には「未来編」の「こわれる」辺りが好みである。